本センターは、東京工業大学の学内共同利用施設として昭和58年に「文教施設総合研究センター」の名称でスタートし、平成5年「文教施設研究開発センター」、平成15年「教育環境創造研究センター」、平成25年「教育施設環境研究センター」を経て、平成28年「環境・社会理工学院 教育施設環境研究センター」として再始動し、令和5年「環境・社会理工学院 教育施設環境創造センター」に名称変更し、現在に至ります。
学校施設をはじめとして、教育・学術・スポーツ・文化等の教育関連施設、及びそれらを取り巻く環境について、これからの社会の進展に貢献しうる機能的、効果的、創造的な施設・環境形成を目指し、教育環境計画に関する総合的な研究を推進することに努めております。
これからは、単体の施設計画にとどまらず、周辺環境との融合、地域社会への参画、社会情勢への対応等を含めた、施設空間と地域環境全てにわたる教育環境を創造することが重要です。
人と社会、それらを取り巻く環境、すなわち、教育施設を含む地域環境全体を創造的に開発するという観点から、教育関連施設そのもののあり方を問い直し、社会の要請につながる教育環境整備の実践的な計画手法を提示します。
- 昭和58年度-平成4年度
- 文教施設総合研究センター
- 文教施設の実態把握と課題抽出
- 【単体の施設研究】
- ・文教施設単体の整備、運用課題の抽出
- ・文教施設相互の関係と交流課題
- 平成5年度-平成14年度
- 文教施設研究開発センター
- 文教施設のモデル提示
- 【施設の複合化、ネットワーク化】
- ・文教施設計画と整備手法
- ・文教施設における学社融合のあり方
- 平成15年度-平成24年度
- 教育環境創造研究センター
- 教育関連施設を包含する教育環境計画の新たな創造
- 【教育環境創造】
- ・地域全体を学習環境と捉えた空間・住環境整備
- ・教育関連施設を拠点とした地域参画型の計画手法
- 平成25年度-平成27年度
- 教育施設環境研究センター
- 分野構成:①設計計画分野、②環境計画分野、③情報国際分野、④社会実践分野
- 平成28年度-令和4年度
- 環境・社会理工学院 教育施設環境研究センターとして再始動
- 令和5年度-
- 環境・社会理工学院 教育施設環境創造センターに名称変更